香先生と楽道庵

年が明けて、このところは再び寒さが増してきたこの頃。

年末は、東京への帰省で大分エネルギーチャージされました。
その中でもヨガの師匠のサントーシマ香先生にお会いできたことも嬉しかったことの一つです。

香先生のヨガに出会って、かれこれ7年ほどになります。
初めて香先生のヨガクラスを受けたときには、静かな優しさに包み込まれるような感覚に驚きました。
それからは香先生がヨガクラスを開催されている楽道庵に、よく通うようになりました。


ここしばらくはカナダにお住まいでしたが、最近帰国されて、久しぶりに香先生のヨガクラスを楽道庵で受けることができました。


香先生のヨガは、
ばっちりヨガウェアに身を包み、ヨガスタジオでヨガ!!という意気込んでの、よそ行きのヨガ、というより、
静かで日常の一コマの中に身を置くという感じ。



香先生から語られる身近で親しみのある表現は、

心身のゆるみやしなやかさ、新たな身体感覚の彩を感じられます。



当時は特に、

たぶん条件付の愛による歪んだ世界を、

頑張れ頑張れな姿勢で生きていた私にとって、

(今もその姿勢の癖は出てしまいますが、、)


香先生のヨガは、私に、日常の私を生きるヒントをたくさん教えてくれました。



それは、特に妊娠出産、そして産後の子育てという、心身の変化が多く、更には思い通りにならないことのオンパレードな子どもたちと過ごす日常へと変わることにより、



土にまかれていた日常に活かされるヨガの種が、

少しずつ芽を出している、

そんな気がします。



楽道庵での、久しぶりの香先生のヨガクラスを受けて、

もやもやを抱えながら、ヨガから答えを得ようとしていた頃のもう少し若かった時代を思い出しました。